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- 予防歯科診療
みなさんが歯科医院にかかられる時の多くの歯科疾患は、むし歯と歯周病です。むし歯も歯周病も、なってから治療するのが現在の歯科治療の考え方です。最近は歯科でも、予防というフレーズを聞くようになってきました。
しかし、本当の原因から対処するところまでは、ほとんどたどり着いていません。
なぜならば、難しいからです。考え方は簡単なのにです。
食生活を見直し、食べてよいもの、食べない方がよいもの、について理解し、実行すればよいからです。難しいのは、やり続けることが大変であったり、現時点で好きなものが、食べない方がよいものに含まれることがほとんどだからです。
文明病、生活習慣病にむし歯も歯周病も含まれていることを理解していただければと思います。
本当の原因から対処できなければ、現在一般的に言われている、毎日の歯磨きが大切とか、定期的な歯科検診を受けるといったことが大切になります。
また、歯周病の予防であれば、定期的に歯科医院で検診やクリーニング(歯石取り)をしたりと言ったことが必要となりますよ。
つまり、予防歯科診療とは生活習慣を見直すことであります。
病気になって辛い思いをしたことをきっかけに、治療を行い、その後、悪くならないように予防やメンテナンスを行うのも良いでしょう。
それでもやはり、早ければ早いほど良いに決まっています。
しかし、無理は禁物です。
できることから少しずつ行いましょう。
とにかく、意識することは呼吸・睡眠・姿勢・食事です。
人間が生きていくのに必要な機能を、獲得するもしくは、改善させることなのです。
- 出産を予定している方は、お子さんが生まれる前から、予防歯科診療としてできること、意識することは、たくさんありますよ。
- 小さなお子さんでも、できることはたくさんあります。
- 基本的なことが分かっていれば、子供も、大人も、年配の方も、障害のある方も、持病のある方も、誰にでもできます。
人それぞれ、優先することが変わってきますので、ご相談いただければと思います。