2012/07/11
いよいよ暑くなってきましたね。しかし梅雨明けはまだのようですよ。
ロンドンオリンピックの短距離走、ウサイン・ボルトは絶対みたいです。
さて今回のブログですが、顎関節症の症状について考えてみようと思います。
顎関節症は深いなといつも感じます。
診察すると顎関節症で場合により重度な方もいます。
徐々に進行してきた生活習慣の慢性疾患であるため生活に支障はない方も多く、
また気づいていないが指摘するとそういえばそうですね。といった具合です。
高血圧、糖尿病と虫歯、歯周病も似ています。慢性疾患おそるべしです。
顎関節症の症状
一般的に、口が開かない開けにくい、顎の痛み、関節雑音が単独もしくは複数合併して発現する。
痛みは主に顎運動時に生じ、雑音はゴリゴリという低い音のクレピタスと、カクンという単発音であるクリッキングとがある。
そのほかに、耳の痛み、耳閉感、難聴、めまい、眼精疲労といった眼や耳の症状、頭痛や首、肩のこり等の症状を呈する場合もある。
自分に置き換えてみました
最近膝が痛い。様子をみる。
最近腰が痛い。様子を見る。
最近肩が痛い。様子を見る。
最近首が痛い。様子を見る。
最近顎が痛い。様子を見る。
それなりに様子みたり、我慢してみたり、揉んだり、さすったり。
結構治ったりします(症状が治まる)。
ということで、よだ歯科医院にこられる方も日常生活に支障をきたす症状のとき(口が開かない、顎が痛い)で食事が出来ないときがほとんどです。
症状に眼や耳の症状、頭痛や首、肩のこり等の症状を呈する場合もある。とあります。
顎関節症状のみのことの方が少なく思います。咬み合わせ、虫歯、歯周病。すべて繋がっていたんです。不のスパイラルのならないように生活指導を続けていこうと思います。
顎関節症だけでなく人間の体って深いですね。
次回は顎関節症の症状について少し踏み込んで考えてみます。
よだ歯科医院