2018/07/17
こんにちは。
よだ歯科医院の依田です。
梅雨明けが早すぎて、7月中旬の時点での、
この暑さにどうも気持ちがついていきません。
私は寒さより暑さの方が耐えられるタイプで、
基本的には平気なのですが、今年に関しては気持ちの問題で、どうもなじめません。
早く来た夏は早く終わるのか、長くなるだけなのか。とか。
世の中の空気が、サッカーワールドカップの盛り上がりでは持たずに、
疲れ果ててしまうのではないか。とか。
なんとなく不安になってしまいます。
誰もが納得の
「病は気から」
に反論の余地はありませんよね。
前向きな気持ちは本当に大切です。
歯科医師としては
西洋医学、現代科学、理系、関係の人間としては、
目に見えない、気持ちや、心、については、わかっていても、
案外、取り扱いは難しいものです。
前向きな心、気持ち、情緒、は
人体にプラスに働くことについて、
今から40年近く前の1981年に書かれたこの本に
詳しく書かれています。
著者ノーマン・カズンズは医者ではなく、大物、超切れ者ジャーナリストです。
自身が患ってしまった難病に、医者と完全に対等な立場をたもてる知識をもって、
理想的な、医者、患者、関係を保ちながら、難病を克服した話です。
詳しすぎて凄く勉強になります。
こんな患者さんが来られたら、医者、歯医者も大変です。
否むしろ仕事しやすいかな。
笑いと治癒力
著者:ノーマン・カズンズ
訳:松田銑
岩波現代文庫
定価(本体900円+税)
続編もあります。
続編には
医者かくあるべき。
患者かくあるべき。
とてもハイレベルなことが書かれています。
日本の甘ったれた国民皆保険制度にどっぷりつかった
医者、歯医者、患者さん。
には耳の痛いところです。
希望、信念、愛情、笑い、生への意欲というような積極的情緒は
人体に対し健全な影響を及ぼす。
納得の本です。お勧めです。
今月も
暑かろうが、寒かろうが、
前向きに、積極的に頑張ります。
よだ歯科医院