2015/08/04
こんにちは。
よだ歯科医院の依田です。
今年は梅雨明け直後から異常な暑さが続いており、
夏の暑さを楽しめる余裕がなくなりそうです。
日中だけでなく、日が沈んだ夜間もかなり危険な暑さですよね。
そんな中読んだ本は
ヤノマミ
著者:国分 拓
新潮社文庫
定価:本体710円
です。
赤道直下のブラジル、ベネズエラ国境付近のアマゾンの森の中。
ヤノマミ族という南米の先住民のドキュメンタリー番組のため
150日間同居生活をした話です。
約1万年前からかわらず、狩猟採集生活をしており、文明から隔絶されて生きる人たちが、アマゾンの奥深くにはいるのです。
都心の暑さと赤道直下のアマゾンの森の中はどちらが暑いのか。
なんて考えながら。
また、自分を文明社会の人間ではなく、ただ地球にいかされている人間だ。
と思いながら読みました。
生きることの本質と、単純さ考えさせられました。
同時にそこには、
メタボ、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、虫歯、歯周病、といった、
現代の生活習慣病の存在は、ヤノマミが文明と接触するまで全く出てきませんでした。
現代文明社会の便利、快適さには、病気がセットでついてくることを改めて気付かされました。
便利で快適でストレスの溜まる現代文明社会をどう生きるか。
みなさんの参考になるでしょうか。
異常な暑さを忘れられる一冊ではありました。
よだ歯科医院