2014/10/20
こんにちは。よだ歯科医院の依田です。
10月ももう下旬です。
涼しいというよりはやや肌寒い日が増えてきました。
紅葉が楽しみな季節ですが、植物の成長は一気に遅くなりますよね。
そんな季節にもかかわらず、熱帯植物のセイロンベンケイソウを育て始めることになりました。
セイロンベンケイソウ?
ですよね。
「セイロンベンケイソウ」
界:植物界
目:ユキノシタ目
科:ベンケイソウ科
属:リュウキュウベンケイ属
種:セイロンベンケイ
セイロンベンケイソウはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属の植物である。
別名をトウロウソウ(灯籠草)という。
熱帯に広く分布し、日本では南西諸島や小笠原諸島に自生しています。
葉を茎から切り離しておくと、葉のふちに芽が出てきます。
葉や根、茎の節間など普通には芽が出てこない部分から生ずる芽を、不定芽といいベンケイソウ科の植物には、葉のふちに不定芽を生ずるものが少なくありません。
不定芽を生ずる部位は必ず葉のふちのくぼみの部分です。植物ホルモンの移動が妨げられて不定芽を生ずるといわれています。それにより葉のふちのくぼみの部分の細胞の遺伝子が働くよう促され、その細胞が分化し、不定芽となるようです。
また有性生殖との比較で無性生殖の例としてよく取り上げられる植物です。
私が小学6年生の時に、担任の先生が教室のプランターで育てていたセイロンベンケイソウの葉を、クラスのみんなに分けてくれました。
水さえあれば育つから簡単。3年に一度くらい白い花が咲くよ。
と教えられ何年か実家のベランダで育てていたのを思い出します。
何度かの引越しの後、途絶えました。
あれから25年くらい経つでしょうか。
知人からセイロンベンケイソウの葉を分けていただくことができました。
一度も見ることができなかったセイロンベンケイソウの開花をめざして育て始めて3週間です。不定芽が生じ、土に根づいてきましたよ。
といった思い出のあるセイロンベンケイソウなのですが、歯医者としては
無性生殖と不定芽というキーワードから
まさかの現代文明病のもとの砂糖(サトウキビ)との共通点にきづきました。
ここにどういった意味があるかは今後とも勉強していきたいと思います。
セイロンベンケイソウの成長は時々ご報告していきますので興味のある方は参考にしていただければと思います。
よだ歯科医院