2014/04/25
こんにちは。よだ歯科医院の依田です。
今回のブログはグミのハリボーについて書いてみようと思います。
先日、高校のサッカー部時代の先輩にお会いする機会がありました。
20年ぶりです。
先輩はドイツに10年近く行っており、現在は日本でドイツ語の先生をしています。
私と、その先輩との共通点であるサッカーの話から始まり、ドイツについてのためになるお話をたくさん頂きました。
ヨーロッパ人、特にドイツ人の歯並び、咬み合わせに対する意識は高い。
審美的というより機能(健康)的な意味合いです。
私は常日頃から健康になるには、口腔内から。
虫歯予防という歯のみの健康ではなく、
全人的な、総合医療的な考え方が大切と考えているのですが。
日本ではなかなか浸透しない考え方です。
しかし
ドイツ人は通常の日常会話の中で完結出来てしまっている。
そんな風にドイツに10年行っていた先輩の話から感じ取れました。
母乳育児、おしゃぶり(ヌーク社)、は当たり前。
食べさせるお菓子はハリボー(硬いグミ)。
あごの成長を考えてハリボー一袋食べるらしいです。
現実問題は別にして考え方がすばらしい。
いや普通なのですばらしいとか言う必要はないのでしょう。
ハリボー(HARIBO)
ヨーロッパでは子供がはじめて口にするお菓子がハリボー。
90年以上の歴史を持つグミキャンディのパイオニアにして世界最大のメーカー。
ハリボーの創業者Hans Riegel(ハンス・リーゲル)が出身地であるボンに会社を設立したのは、第一次大戦直後の1920年。姓名、地名の頭文字「Hans Riegel、Bonn」から社名はHARIBOと命名されました。
以来「ハリボーは子供を幸せにする」というスローガンのもと躍進をつづけ、ヨーロッパでは知らない人はいないといわれるほどの企業です。
ハリボーのグミはなぜ硬いのか?
ヨーロッパの人々は昔からあまり硬いものを食べる習慣がなく、咀嚼力が弱かったため、創業者Hans Riegelはグミによってそれを補いたいと考えた。
とのことです。
90年前にそんな事を考えていた人がいたとは驚きです。
まさか、ハリボーがヨーロッパ人の骨格を強くしているのかも。
そして歯医者いらずのお子さんに育ててあげたいですね。
興味のある方はぜひ試してみて下さい。
よだ歯科医院