2013/02/23
こんにちは。
まだまだ寒い日が続きそうですが、今月ももう一息頑張りましょう。
さて今回のブログですが、
世界の超一流のスポーツ選手(天才とか神とか言われることもある)について
考えてみました。先日、元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンの動画を観ました。そのプレーについてコメントしようと思いましたが、凄すぎて言葉にできませんでした。
なぜそんなに飛びぬけて凄い選手が存在するのか。
19世紀ころから天才についての研究や議論は盛んに行われています。
生まれつきか(遺伝)
育ちか(生活環境、本人の努力、時代背景)
もって生まれた才能とは何なのか。
生まれたときは顎関節症ではない乳幼児が、中学生の時には顎関節症になっている。
生まれたときは腰痛でなかった乳幼児が、高校生の時には腰痛になっている。
イチローはイチローになるべくしてなったのか。
マイケル・ジョーダンはマイケル・ジョーダンになるべくしてなったのか。
マラドーナはなるべくしてスーパースターのマラドーナになったのか。
私たちはいつどこで歯並びや咬み合わせが悪くなり、さらには片頭痛に悩まされるようになったのか。
いつどこで口呼吸になり風邪をひきやすく、姿勢が猫背になり、虫歯にもなりやすくなってしまったのか。
親戚に癌になる方が多いと自分も癌になるのか。
良い意味でも悪い意味でも
生まれながらに~である。はどうにも納得できません。
プロセス、環境、時代、そして人の何十倍もの努力の相互作用がその人とその人の人生をつくるのだと思います。
歯医者として私なりに一流のスポーツ選手をチェックしてみると、骨格、咬み合わせ、歯並び、の悪い一流スポーツ選手はいません。正常咬合に限りなく近い様に思います。
それは生まれてからの成長の過程で正常咬合になるような育児が行われていたことだけはわかります。自分の意志とは関係のない生まれた環境の良し悪しといえます。
このことに気づくと、歯科医師としての仕事のやりがいが果てしなく大きいと感じてしまいまいす。
さらにプレー中のくいしばりがない。画像、動画でチェックしてみて下さい。
ポイントは口をあけて舌をだしてプレーしています。
真剣勝負の試合中なのに、たった一人だけリラックスしている上にストレスフリー。
どうしてそんなにリラックスできるのだろうか。
歯科医師(科学者)としては天才とか神から授かった才能とかを信じるわけにはいきませんが、口をあけて舌をだしてリラックスしてストレスフリーでプレーしている超一流のスポーツ選手を見るとどうしても努力や頑張りで説明のつかない別次元の力を信じたくなってしまう自分がいます。その時は一ファンになってしまっている時です。
天才~少年少女を育てたいわけではありませんが、夢を持った子供を影ながら応援できる歯科医師になりたいと思います。
よだ歯科医院